2007/11/16

無題

中南米が舞台の映画 25日、宮崎県木城町で見る集い

 音楽家で作家の小沢健二さんと映像作家エリザベス・コールさんが制作したドキュメンタリー映画「おばさんたちが案内する未来の世界」を見る集いが25日午後5時半から、木城町石河内の木城えほんの郷である。

 小沢さんは1989年、バンド「フリッパーズ・ギター」でメジャーデビュー。その後、ソロ活動に入った。世界各地を旅しながら、父で昔話研究家の小澤俊夫さんが発行する季刊誌「子どもと昔話」に小説「うさぎ」を連載している。

 映画「おばさんたちが-」は、中南米で暮らす普通の女性たちの日常を追いながら、グローバル化が進む現代社会について考える内容。約2時間半の上映中、小沢さんらによる語りや音楽の生演奏も入る。

 集いについて、小沢さんは「携帯電話やコンピューターが世界中で売られる、忙しい世の中。そして、みんながお金のことばかり考えて生きているような気がする世の中。けれど、よく耳を澄ますと、思いがけない場所で、小さなささやきが聞こえてきます」との言葉を寄せている。

 集いは定員100人で、参加費1500円。事前に参加申し込みが必要。木城えほんの郷=0983(39)1141。

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