”ちょーちょーちょーいい感じBLOGの保田さんの車が売れなくなった理由というエントリを読んでみて感じたことを書いてみたいと思います。
車が売れなくなった理由
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個人的には、車が売れなくなったのは当たり前で、むしろ今までこれだけ車が売れていたこと自体が不思議だと思っています。
若者が車に乗らなくなっているのは、車への憧れがなくなってきたからだそうです。でも、本当にそうですかね?なんとなく、無理やり車への思いを封印してい
る気がするんです。ってのは、車を買うにはローンを組まないといけない、または、他の欲しいものが買えなくなるなど、可処分所得へのなんらかの制限がかか
るので、無理やり車はいらないと思い込んでいるんじゃないかと。
車を持つために、必要なのが、ローンだけだったらいいんです。しかし、現実には車を買うためだけではなく、車を維持しているだけのためにかなりの出費が必要となります。
ひと通りあげてみると、
・駐車場代
・駐車場を借りるにあたっての追加費用(礼金、敷金)
・車庫証明手数料
・自動車税
・保険代
・車検費用
・ガソリン代
・高速費用
・出かけ先の駐車場代
・その他、メンテナンス費
(下の4つは、車を維持するというよりは利用したときにかかる費用ですね。)
私は今、恵比寿にすんでいますが、この近辺の駐車場代の相場は最低で月4万円。しかも家のすぐそばで駐車場をかりれるとはかぎりません。荷物があるために車を利用しても1人で乗っていたりすると、一旦家の近くで一時駐車するか、遠くの駐車場まで歩いていかなければならなかったりします。また駐車場であっても、礼金・敷金などというものが発生してしまいます。
4万円の駐車場の礼金2ヶ月、敷金2ヶ月で16万円。これだけあればiMac買うか、PS3と液晶テレビのセットを買うか、株を買うか。とにかくコストパフォーマンスがいいとはとても言えないのは確かです。
東京23区内でも平均して2~3万円が相場といったところではないでしょうか。
それに加え自動車税に、保険代、さらには定期的に車検代も。
自動車税で年間4、5万円、保険代で月々1万円くらいはかかってきいます。
さらにガソリン代。1リットルあたり50円ほどが税金ですから、リッター150円だとして、約1/3は税金を払っているわけです。その分余計にさらに出費。
また高速に乗れば、高速代、さらに出先でも駐車場代が必要になってきます。
車を購入することよりも、車を所有することによる負荷が日本という国は異常に高いのではないかと思っています。
レンタカーをかりることを選択すれば、Vitzで保険を入れて一日7000円くらい。
毎週末かりたとしても、月に35000円だけの出費です。レンタカーであれば、気分に応じてスポーツカータイプをかりたりとそのときの気分に応じて車をかりわけることができるほか、最近ではデフォルトでナビ・ETCもついており装備も充実しています。
私がドライブにでかけるときは、よくこんなふうにしています。
・電車で高崎、宇都宮など、JRの終着駅まで移動。
(一人、2000円~3000円、所要時間2、3時間)
・駅のすぐ前のレンタカー屋で24h6000円のレンタカーをかりてドライブへ。
こうすれば都内の渋滞にまきこまれることなく、ドライブが楽しめて非常に楽です。(余談ですが、レンタカーを今までかりた中では、シアトルでかりたスバルのフォレスターが最高でした。確かにあんな車に毎日乗れたらワクワクするだろうな、とは思います。)
またインターネットで様々なサービスが無料で体験できるようになった時代に、数万円以上の維持費を払うことが合理的なことか?と誰もが感じてしまうのではないでしょうか。
身近なところでいえば、新聞の購読費3000円も、ネットでニュースが無料でチェックできるようになった今、割高であったり不必要と感じている人が大半なのではないかと思っています。
そのような状況にあって、お金を払ってまで車を維持する(購入するのではなく)意味があるのかどうかが今大きく問われているのだと思っています。”
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2817
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