2007/11/01

宮崎日日新聞より抜粋。


宮崎市錦町のJR宮崎駅西口に、バスセンターや商業施設などが入る複合施設が建設されることが31日、分かった。津村重光市長が同日の定例会見で明らかにした。事業主体は宮崎商工会議所を中心とするグループで、2009年春着工、11年春オープンを目指す。陸の玄関口として市街地活性化へ期待が寄せられる。

 計画では、駐車場に暫定利用している県有地、同市有地計1万570平方メートルに地上16階建て(延べ床面積約2万200平方メートル)と地上五階建て(同約7200平方メートル)のビル2棟、地上6階建ての立体駐車場1棟(同約1万3800平方メートル、約580台収容)を建設する。総事業費は約58億円。

 同商議所と雲海酒造(宮崎市)、米良電機産業(同)でつくるグループを中心に施設を建設、管理するSPC(特定目的会社)を設立。県と市から土地を借り受け、企業からの出資金や金融機関からの融資などで建設資金を確保する。県や市からの支出はない。

 複合施設には、公共施設としてバスセンターや観光案内施設、自転車駐輪場、民間施設は商業テナントや飲食コーナー、コールセンター、専門学校などが入る予定。同商議所も同市橘通東1丁目の宮崎商工会館から移転する。

【写真】複合商業施設の建設予定地=10月31日、宮崎市錦町

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