2008/03/31

スペースシャトルEndeavor操縦席にあるiPod

"続いて、メタキャストの井上氏が登壇。メタキャストはテレビ番組単位でブログを書いてもらい、それを集約するサービス「テレビブログ」や、PCで私的に録画したテレビ番組などの動画に、メタデータを付与して管理できるソフトウェア「TAGIRI」などを提供している。TAGIRIは、YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトの動画をダウンロードできる「TAGIRIツールバー」で動画を取得し、管理する機能が好評だという。TAGIRIには動画視聴履歴をTAGIRIツールバーを通じて参照できる機能があり、同社では1億5000件の動画視聴履歴を取得しているとした。この視聴履歴は、同社が運営する動画視聴体験共有サービス「Mitter」での動画の表示順などにも活用されているとのこと。

 井上氏は、「ハードディスクの価格が年々安くなっている。ビデオデッキの時代は好きな番組だけを選んで録画していたが、HDDレコーダーではたくさん録画してあとから見るというスタイルになった。将来は、すべてのチャンネルの番組を全部録画できるようになり、膨大な時間の番組から面白いシーンだけを見るというスタイルも生まれてくるだろう。そうなると、メタデータによる検索や口コミが欠かせなくなるのではないか」とした。 "
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20370492,00.htm

あさだ まお さん

ななみ

りょうが

"読者が注目した「NB100」"日経ビジネスオンライン

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080326/151298/

シーカヤック

2008/03/30



”JRバス8社(ジェイ・アール北海道バス、ジェイアールバス東北、ジェイアールバス関東、ジェイアール東海バス、西日本ジェイアールバス、中国ジェイアールバス、ジェイアール四国バス、ジェイアール九州バス)が、全国の主な高速バス及び一部路線バスを対象とした「高速バス乗り放題きっぷ」を2000枚限定ではあるものの、2万円で発売するとのこと。

北海道から九州まで、設定期間内の6日間であれば、対象路線の高速バスを自由に利用できるというなかなかお得な切符らしい。”
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080328_kakuyasubus_unlimited/


 ”「株ゲーム」という何ともダイレクトな名前のこのゲームは、株式投資の雑誌「ZAi」が企画した。どでかいピンクの箱は重さもかなりあって、株式暴落で崩れ落ちる人たちのマンガなどが描かれている。

 箱を開けると三つ折りのボード。広げてコマやカードを並べる。ボードの周囲にそってカードをはめ込むところがあり、そこに景気をあらわすカードをシャッフルして入れていく。すごろくと違って、遊ぶたびに起こるイベントが変わるところが面白い。

 さらに、すごろくと違うのは、皆で1つのコマを進めるところ。「ZAiコロ」と呼ばれる多面体のサイコロを振るとコマが進んだり、「持っている株券を売れ」などと要求されたりする。ボードは1周が1年に相当。2年間の投資活動で得た資産の規模で勝負が決まる。”
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0803/28/news003.html
” 2007年9月30日、金融商品取引法が全面施行され、金融商品の販売に際してはこれまで以上に懇切丁寧な説明が販売側に求められるようになった。

 これまでも金融機関は、顧客の知識・経験・財産の状況、リスク許容度を確認して金融商品を販売していたが、新法の制定により、顧客の投資目的に合致した金融商品を選択し、しかも、ただ説明すれば事足りるわけではなく、顧客が理解できる程度まで十分に丁寧な説明をしなければならなくなった。

 金融機関は顧客の理解が十分でないと判断すれば、金融商品を販売することはできない。もし理解が不十分なまま顧客に金融商品を販売した場合は、金融商品取引法違反となり、金融機関に対して行政処分や刑事罰・課徴金が課せられることとなった。
投資初心者は
店頭窓口を積極的に活用する

 そのためか最近、金融機関は販売側の説明不足を問われないよう、窓口での対応機会を極力減らし、投資家自身が情報を入手し投資判断を行うインターネット取引に誘導する傾向が見える。

 法律が施行された当初、店頭窓口では「説明が細かく説明時間が長すぎる」と投資家の不満の声が多く聞かれた。しかし、手続きに手間がかからないという理由から、投資に慣れていない人がいきなりインターネット取引を始めるというのも問題があるだろう。

 投資を始める際、分からないところを繰り返し聞ける助言者の存在はありがたいものだ。しかし、ほとんどの人が「お金のことで相談できる人がまわりにいない」というのが実情だ。金融機関の窓口に相談に行くという手段もあるが、金融機関の窓口では金融機関が売りたいものを押しつけられると警戒し、躊躇する人も多い。

 しかし金融商品取引法の施行により、金融機関は投資目的を無視した商品を提案することはできなくなった。投資家が説明を求めれば、理解できる程度まで丁寧に説明しなければならなくなった。これは投資家にとっては朗報であり、画期的な法律だろう。投資家の投資目的が明確であれば、意に反した金融商品を押し付けられる心配がなくなったのだから。投資家はこの法律を有効に使い、金融機関の窓口を大いに利用しよう。”
http://diamond.jp/series/money_lesson/10011/?page=1

2008/03/29

”昨年1月に東国原英夫・宮崎県知事が就任してから1年間の宮崎県への経済効果は、少なくとも492億円にのぼるとする調査結果を、宮本勝浩・関西大会計専門職大学院教授らがまとめ、28日発表した。
 工業出荷額や地鶏など主要畜産品の動向などを含んでおらず、最終的な経済への波及効果は1000億円前後になると推測している。

 調査は主要観光地の観光客数、県関連の物産センターの売り上げ、企業誘致に伴う初期投資費用などの指標から独自に集計。前年比20・5%増の観光客が183億9000万円、新規進出の17企業による土地取得や施設建設などの費用が283億4000万円、東京、大阪、宮崎の直営3店舗での完熟マンゴー、キンカンの売り上げ増加分25億3000万円、などとした。

 東国原知事は、メディアにも多く登場しているが、テレビ出演や新聞記事数などを広告費に換算すると1822億円に相当するという。”

ボクノート

かけがえのない詩


手をつなごう


”--OK。じゃあ、Androidが動いている携帯電話ではどんなことができそうなの?

 本当に限度はないんだ。世の中にある、情報をマッシュアップするとっぴですばらしいインターネットアプリケーションをなんでも考えてみて。 Android用のSDKがリリースされたので、開発者たちは忙しくSDKに取り組んでいて、MWCでは初期のアプリケーションがいくつか展示された。でも、可能なことの例を1つ挙げてみよう。開発者は、公共交通機関からGPSの位置情報を取得し、データをGoogleマップとマッシュアップして、バスや電車などが数分の距離まで来たらユーザーの電話を使ってそのことを知らせるようなアプリケーションを記述することができるんだ。

 (自分の電話でそんなことができるといいと思う人は挙手!--誰かが作ってくれるかも)

 Googleは、各地域の特色を生かしたあらゆる種類のアプリケーションによってAndroid携帯電話の製品化が進むことを望んでいて、現在は開発者の意欲をかきたてるために、なんと1000万ドルの賞金を提供している。これも、夢を現実にする1つの方法だね。

 Googleは、ユーザーが体験すること以外に、Androidは携帯電話業界にも恩恵をもたらすと考えている。Androidによって提供される「すべて揃ったアプリケーションフレームワーク」は、ずっと少ない作業で携帯のチップセットに搭載できるから、新しい携帯やアプリケーションを市場に投入するプロセスがスピードアップされるとGoogleは述べてきた。

 これがすべてPR用の中身のない言葉なのかどうかも、まだわからない。この点についても、Androidはまだモバイル分野の「芽」だから、その周囲には「計り知れない未知のもの」が大量に飛び交っていることを指摘しておいた方がいいだろう。アナリストたちは予測を発表することに非常に慎重になっている。Androidが実績のない未完成の技術であることの確かな表れだね。
--じゃあ、Android携帯電話を手に入れられるのはいつごろ?

 今年のMWCの幸運な出席者は、Androidが動作しているかなり魅力的な試作デバイスを手に持つ機会があったけど、多数の一般人は、最初の携帯がデビューするとGoogleが言っている2008年の後半まで待つ必要があるだろう。OHAのWebサイトにも、「2008年下半期にAndroid プラットフォームを使用する携帯電話とサービスを商用展開することをお約束します」と書かれている。
--どこがAndroid携帯を作るの?

 理論上は誰でもだよ。Androidはオープンだから、世界のどの携帯メーカーでもライセンスや支払いについて心配せずに自社のハードウェアで Androidスタックを試してみることができる。でもたぶん、OHAに参加している携帯電話メーカー(HTC、LG Electronics、Motorola、Samsung Electronicsなど)が早い時期に製品を出してくることになるだろうね。

 とは言っても、コンピュータメーカーのDellがAndroid製品を計画しているといううわさもあるし、予期しないものが出ると期待してもいいね。”
http://japan.zdnet.com/sp/feature/06sp0130/story/0,2000066437,20370038-4,00.htm

はしゃぎすぎだろw

iRobot




”米iRobot(アイロボット)社は、掃除ロボット「Roomba(ルンバ)」や軍事ロボット「Packbot」などで知られるロボット専業メーカーである。iRobot社の共同設立者であり、現在は会長を務めるヘレン・グレイナー氏は、11歳の頃、映画館で見た「STARWARS」に登場したロボット「R2-D2」に魅了されて、一生をロボットの開発に捧げることを決意したという。そのヘレン・グレイナー氏に「Roomba」の魅力や今後の展開について話を聞いた。”
http://japan.cnet.com/interview/tech/story/0,2000055961,20370370,00.htm?ref=rss
 ”*助言

 30年間、朝日新聞社で記者、雑誌編集長を務め、キャスターに転身した。活字の世界にない気遣いもあった。後任キャスター、共同通信社の前編集局長、後藤謙次さんにこう助言した。

 「テレビは軽率で不完全なメディアだから、家で奥さんと反省会をやるのはやめなさい、とね。僕は毎晩、自己嫌悪でした。原稿ってのは、へたくそでも活字になると、まあ自己満足できるでしょ。でも、テレビは見るたびに自己嫌悪でね。ボディーランゲージが大きなウエートを占めるし。『なんであんなことを言ったのか』というのがストレスになってね」

 「僕がキャスターを始めたころ、朝日新聞では、テレビは下賤(げせん)なメディアで一度さわったら体が腐る、とさえ言われた」。それでも、テレビに移ったのは、新聞に限界を感じていたからだ。「何百万も部数があるから、書いたものが相手に届くと思っていた。でも、ある時気づいたのは、ほとんど何も届かない。特に国際報道は、どんなに大変な思いをしても何も届かない。多くの人に届けるには、テレビが手っ取り早いと気づいたんです」 ”
http://mainichi.jp/select/jiken/graph/20071127/

2008/03/28


”# 1つの村にきれいな水を1日1000リットル供給できる設計だ――Colbert氏

# 水源は何でもいい。海でも、水たまりでも、化学薬品の廃棄場でも、六価クロムでも、砒素でも、毒でも、200リットルのドラム缶に入った尿でも――Colbert氏

# 蒸気圧縮式の蒸留装置は新しいものではないが、従来の蒸留器の2%の電力しか使わないという信じられないほど効率的な方法であることが新しい――『R&D World』と『Gizmodo』のコメント

# 交換するフィルターもなければ炭も使わない。捨てるものは何もない(ただ蒸留するだけ)――Colbert氏(その他大勢)

# この『Slingshot』(浄水器の開発コード名)は、を使った発電機(試作機もKamen氏の会社が設計)から出る廃熱の半分(450ワット)を使って水を沸騰させる――TED

# 発電機として使うスターリングエンジンは、約200ワットの電力(効率が20%を超えることはない)と800ワットの廃熱(Slingshotが使う廃熱)を作り出すことができる――TED

# 水に加えられた熱は、「逆流熱交換器」で回収され、次の水を加熱するのに再利用される(これが斬新な部分の一部だ)――TEDとGizmodoのコメント

# 最近では、スターリングエンジンで1キロワットを発電できるといわれている。高効率の電球70個に十分な電力を供給できる程度だ――LCNN

# スターリングエンジンは、燃えるものなら何を使ってでも動かすことができる。プロパンガスでも、牛糞でも――CNN

# Slingshotは約27キログラム以下になるだろう――TED

# 試作機のSlingshotは手作りで10万ドルかかった。目標は1台の生産価格を1000〜2000ドルまで下げることだ――CNN

# Slingshotは、水とパワーを個人の手に戻すことを目指したダビデとゴリアテの物語だ――AP通信

最も興味深いコメントだと感じたのは、何か素晴らしいものを発明することは、問題を半分だけ解決するようなもので、残りの半分の問題は、必要とする人に役に立つ方法で発明品を渡すことだ、というものだ。”
http://wiredvision.jp/news/200803/2008032721.html

2008/03/27


”スペースシップ・ワンのX-PRIZE獲得やヴァージン・ギャラクティック社により大富豪レベルからお金持ちレベルへ近づこうとしている民間宇宙旅行ビジネスですが、すでに価格破壊が始まりつつあるようです。米国のXCOR社が公開した「Lynx」は自家用飛行機ほどのロケットエンジン搭載機。「商業宇宙飛行のスポーツカー」という謳い文句のとおり、乗員はわずか2名となっています。
http://japanese.engadget.com/2008/03/26/lynx-mark-i/
1月に公開されたSpaceShip Twoは6人の乗客を乗せて高度約100kmまで到達、約4分程度の無重量状態が体験できるサブオービタル弾道飛行を計画していますが、一方Lynxはパイロットと乗客一名を乗せて地上37マイル、約60kmまで、無重量状態は約2分。離陸から帰還までの時間はわずか25分。

どちらも単なる弾道飛行とはいえSpaceShip Twoよりさらに低く短い「宇宙」観光となるものの、XCOR社の宣伝する利点は桁違いに安いこと。スペースシップツーは親機ホワイトナイトに途中まで持ち上げてもらう必要があり、開発・製造コストは一機につき5000万ドルに達するともいわれているのに対して、Lynxは単独で離陸・着陸が可能、価格は一機につき1000万ドル以下とされています。乗客一人あたりの料金はヴァージン・ギャラクティックの半額となる10万ドルとなる見込み。Lynxは 2010年の試験飛行を計画しており、ビジネスの開始は(開始できるとして)それ以降となります。”

まつりのあと

"Yomiuri online"

"PTA総会に9割を超す保護者が集まる高校がある。

 宮崎県随一の進学校、宮崎西高校のPTA総会は2度開かれることで有名だ。1度目は4月下旬に開かれる通常の総会。もう一つが欠席者を対象にした集会。それにも参加しなかった保護者は、後日学校に呼び出されて説明を受ける。

 初回の総会前には授業参観が行われ、総会の合間には生徒による吹奏楽演奏などの出し物も用意される。これに「どうせ行くなら最初に」という心理が重なって、初回の総会の出席率は毎年95%ほどだ。高校では極めて異例の高さと言えるだろう。

 出席率にこだわるのは、学校側の説明を十分に伝えたいからだ。総会ではもちろん運営予算の承認や役員選出もあるが、学校側が説明する時間を1時間以上にわたって取る。

 まず、校長が学校運営全般や教育方針について説明し、教務、生徒指導、進路指導などの各主任教諭が、それぞれ具体的なデータを基に、学校の実情を明らかにする。学校と保護者のコミュニケーションを密にし、学校教育と家庭教育の連携を図る狙いからだ。

 「年度の最初に、保護者にしっかりと我が校の方針を説明することで、行き違いから生じる余計なトラブルも防げる。PTAが学校の応援団になってくれれば、より効果的な教育活動が展開できる」と年森豊治校長(60)は説明する。 "

2008/03/26

BODY MAPS(ボディマップ)

これはすごい
http://www.bodymaps.com/
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18歳

"「真のゆとり教育」が生んだ18歳天才プログラマー

上野 康平氏(うえの こうへい) 千葉大学理学部2年生。情報処理推進機構(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業で三次元画像処理システムを開発し、史上最年少の18歳で「天才プログラマー/スーパークリエータ」として認定された。小・中学時代を米国で過ごし、帰国後高2で大学に飛び級。趣味は料理とピアノ。

 「史上最年少天才プログラマー」はどうやって生まれたのか――。情報処理推進機構(IPA)は昨年10月、3次元画像処理システムの開発で千葉大理学部2年の上野康平さんを「天才プログラマー」に認定した。18歳とは思えないほど落ち着いた雰囲気の上野さん。彼の生い立ちをさかのぼると、日米の教育環境の違いやリアルなコミュニティーの大切さなど日本のIT人材育成のヒントが浮かび上がってくる。

■「小1」から始めたプログラミング

――プログラミングを始めたきっかけは?

 小さいころ、家にあった父のコンピューターでゲームをして遊んでいました。当時ゲームソフトがパソコン通信上で交換されていましたが、設定とかが複雑で、自分でプログラムを書かないと遊べなかったのです。

 小学校1年生ごろにはもうMS―DOSのコンフィグファイルをいじったりしてました。父に教えてもらったというより、パソコンやワープロの説明書を一人で読んで――文字の読み書きも説明書で覚えました。辞書の引き方すらわからなかったので、周りの人に聞きました。外で遊ぶより家の中が好きでしたね(笑)。

――小3で渡米し、CGに関心が移っていった

 父の仕事の関係で、小3からの6年間を米国で過ごしました。中3のとき、(天才プログラマーに認定された)今回のプロジェクトで作ったレンダリングソフト(3次元画像を処理するソフト)の一番最初のバージョンを作り、地元のコンクールで入賞しました。

 ゲームを作っているうちに、ゲームそのものよりグラフィックに興味が出てきたんです。「ファイナルファンタジー8」の冒頭にきれいな砂浜のシーンがあって、これがCGで作られていると知って驚きました。自分で作ってみたいなと思ったんです。

――そこで、CGを作るソフトまで作ってしまった

 いまでこそ学生用のCGソフトは8万―9万円のものがありますが、当時はソフト自体が約200万円。機材も特殊なワークステーションが必要で、フルセットで300万―400万円しました。高くて手が出せなかったので作るしかなかったんです。

■最先端研究、英語しかない

――CGの勉強はどこで?

 最初からCGの専門書にあたるのは大変なので、入門サイトを見てひたすら参考にしました。レンダリングをやっている人はネット上にたくさんいて、オンラインコミュニティーがとても助けになりました。

 英語のコミュニティーは特に重要でした。最先端の分野になるほど、英語のサイトしかなかったし、論文も英語でした。

――米国にいたから学べたことも多かったのですか

 米国では科目別に飛び級制度があって、数学と科学で飛び級しました。この仕組みのよいところは、飛び級クラスは1年の3分の1の時間を使って、自分の関心のある分野の研究をしてよいことです。この時間を使ってCGの勉強ができたのです。ある意味「有効に機能したゆとり教育」だったと思います。

――米国は中学生のレベルも高かった?

 そうですね。誰がこのプログラムを書いたんだろう、と感心すると自分より年下だったりすることもありました。中学生や高校生で会社を立ち上げる人も普通にいました。日本にもそういう人材はいますが、米国では技術的に大企業と太刀打ちできるレベルだったりします。

 米国と比べたとき、やはり日本が一番ネックになっているのは英語です。私も(天才プログラマーに選ばれたのは)ほかの人に比べて才能があったというわけではなく、ただ単に小さいころから英語が読めたというだけだったとも思います。日本では、例えば大きな書店に行っても、書棚にある一番難しい本ですらその分野の入門レベルでしかありません

 最近はインターネットなどで「知識の高速道路」が整備され、どんな分野であれ一気に高いレベルに行けるといわれていますが、この分野では英語の壁は高いんです。大人であれば英語が読めるからよいのですが、低年齢でITの分野を学ぼうと思っても、英語ができないと途中までしか行けないのです。

■受賞は総合力

――今回受賞したレンダリングソフトのプロジェクトについて簡単に教えてください

 CGを使った映画の特殊効果などに応用できる3次元画像処理技術です。

 3次元の物体を画像処理する場合、はりがねのようなもので輪郭をつくる「モデリング」と、そのはりがねにどうやって色を塗るかという「レンダリング」という2つのプロセスがあります。そのレンダリングにも、経験則によって色を塗る方法と、計算によるシミュレーションで物理的に正確に色を決める方法と2つあります。

 例えばCGのランプを光らせたいとします。物理的なシミュレーションだけでは光が明るすぎたり、物理的に正しくても人間の感覚としてリアルに感じられないことがあります。今回開発したのは、シミュレーションをベースに、さらにそこに絵画的表現を加えて、人間の目に心地よく加工できるよう、表現の自由度を高めたものです。こういったアプローチはこれまでありませんでした。

 現在のレンダリングシステムの基本的な設計思想は、米国のピクサーが1980年代に作ったものがずっと使われています。現実に即していない部分もあるので、それを置き換えることを想定して作りました。

――レンダリング用の分散システムもつくってしまったとか

 企業が持つ信頼性の高いコンピューターでなく、その辺にころがっているPCでもちゃんとした計算ができるようなフレームワークを作りました。グーグルのスケーラブルなネットワークを個人レベルに応用してみたかったので、論文などを調べてみました。

 ただ、グーグルのアーキテクチャーをそのまま取り入れるわけにはいきませんでした。検索システムは途中で計算が失敗してもそれらしい結果が返ってくればいいのですが、CGは計算を間違うわけにはいかないからです。負荷分散の構造は思想的に参考にしましたが、技術的には別物となりました。プロジェクトが評価されたのはこういった総合的なシステムとして提案したという点ではないでしょうか。この分散型のフレームワークについてはCG以外への応用も今後考えていきたいですね。

――今後の開発テーマは

 いろんなことに興味があります。将来的にはやはりCGの分野に進みたいのですが、いまはインターネット分野がホットなので、ネットのインフラについても学びたいですね。今回のプロジェクトでもP2Pの仕組みをローカルネットワーク上で取り入れて処理を分散しています。

――会社を立ち上げるとか、ビジネスに関心はないのですか

 あまり興味はないですね。将来は研究者として常に新しいことに取り組みたいです。

 このシステムについて、現場でCGを作っている人からぜひ使いたいというオファーはありました。でも企業で普通に使えるレベルにするだけで相当な手間がかかります。商業ソフトはものすごい完成度を求められます。

 ただ、反響をいただいたのはうれしいので、オープンソースでフリーソフトとして公開して使ってもらえるレベルには仕上げたいです。今年の夏休み中には終えたいですね。

■ネットよりリアルコミュニティー

――また米国に戻りたいですか?

 CG研究の本場はアメリカなので、将来もっと本格的に研究するとき、大学を卒業した後にはぜひ米国にまた行きたいですね。環境もぜんぜん違います。その分野のトップの人が身近にいるということが最大のポイントです。

 

――ネット上のコミュニティーなら日本からも参加できますが

 私にとっては、リアルの場で会うことが重要なんです。ネット上での意見交換は確かに楽なのですが、チャットなどでは、会えば10分で終わる議論も長引いたうえに建設的な意見が出ないといったことがあります。

 IPAのプロジェクトに応募したのも、尊敬するプログラマーのみなさんが集うコミュニティーがあったからです。CGを専門にする人は多くありませんが、いろんな分野の方から新しい視点で意見をいただけて、とても刺激になっています。勉強会など集まる機会が多く、積極的に参加するようにしています。

――IT分野の人材を育てるために、日本に足りないものは何でしょう

 やはり、ゆとり教育と飛び級制度の充実でしょうか。数学やコンピューターなどIT分野の勉強は学校の勉強とは違うので、米国滞在中に好きなことに没頭する時間が持てたことはとても貴重でした。

 日本の高校を受験することになり、中学3年からCGの研究を中断して論文を一切読まなくなったのですが、高校に入って研究を始めようとしたときには数学の新しい分野の話題などにぜんぜんついていけなくなっていました。

 受験数学はかなり特殊で、たとえば大学院レベルの数学を使えば簡単に解ける問題でもそれを使わずに解く必要があって、現実的に役に立つものではありません。数学の楽しさもそのために失われていると思います。高校で学んだことはもちろんたくさんあるのですが、高2を終えて千葉大学に飛び級で進んだのもこういった危機感からでした。

 ただ一方で米国の制度も完璧というわけではないと思います。有名校に行くために自己推薦が重視されるため、ボランティア活動ばかりに精を出す人もいます。一概にどちらがいいとは言えないかもしれません。"
http://it.nikkei.co.jp/trend/special/interview.aspx?n=MMITzx000004022008

2008/03/25

「チューリング化」

"長年にわたって、私はさまざまな分野の専門家と仕事をする機会に多く恵まれてきた。あらゆる活動が計算機技術のおかげで画期的に変化している。しかしすべての分野がそれを受け入れているわけではない。一部の科学者、免許制の専門家や職業人は新しい技術にアレルギーを持っている。

ある種の専門家には画期的な技術を歓迎しやすい傾向があるのはなぜか、最近ひらめいた。最新技術を取り入れたがる部類の専門家は、その専門分野がすでに「チューリング化」されていることに気がついたのだ。

私たちは多くの作業や職業について、人間だけができると信じてきた。道具や言語を使うこと、絵を描くこと、チェスをすること。それが今では一つ一つチューリング化されつつある。計算機が人間を負かしている。人間より上手になっている。


今までのところ、算術計算、スペリング、飛行機の操縦、チェス、タスクスケジューリング、溶接などは確認済みだ。みんなチューリング化されている。

計算機科学者は一緒に仕事する相手としてすばらしい。概して新しいものを全然恐れないからである。彼らはずっと昔にチューリング化されている。自分たちが以前していたことの多くは、今では計算機の方が上手にできることを熟知している。これに対して医者は一般に新技術を受け入れようとしない。彼らの仕事は計算機では代用がききにくいからである。多くの生物学者も同様。

生物学の中でもすでにチューリング化された分野がある。たとえば系統発生学、すなわち異なる種がどのように関連しあっているかという系統樹を研究する学問である。つい最近まで誰も信じなかったことであるが、系統樹を明らかにすることについては、最も賢くて造詣の深い人間よりも計算機の方が上手であることがわかっている。つまり系統発生学者はチューリング化されていて、新しい物事のやり方に対して開放的なのである。

その一方で分類学者や野外生物学者は、計算機には人間のように生物を認識したり分類したりすることができないと今でもまだ信じている。おやおや。彼らはそろそろチューリング化されようとしている。医者もそうだ。

自分がひとたびチューリング化されると、人間にしかできないと思われていた他人の職業が計算機でもできるということを容易に信じられるようになる。人生のいかなる場面でも、画期的変化をもたらす技術を受け入れられる。"
http://memo7.sblo.jp/article/13122515.html
 "コンピュータ資源が数個のブランドの下に統合されていく傾向とパラレルな話だと思うが、最近気になるのは、優秀なハッカーたちが、次々にグーグルにリクルートされている傾向だ。トラフィックが集まるところには、お金も人も集まる。

 日本でも本国の米国でも、優秀なプログラマがグーグルに移籍したと聞く機会が増えた。Linuxのディストリビューション開発でリーダーを務めていたような人物や、やはりオープンソース系の著名人がグーグルに入ったというように個人単位での話も聞くし、米グーグルで働く日本人10人のうち4人が IPAの未踏ソフトウェア創造事業に採択された人たちであるとか、東京大学の情報工学関連の卒業生も、かなりの割合でグーグルに就職しているとか、そうした話も良く耳にするようになった。

 記者の印象では、グーグルに入ると、それまでネット上で情報やコードを量産してプレゼンスが高かったような人でも、急にパワーダウンしたり、見かけなくなりがちだ。グーグルはブラックホールのように人材を次々と飲み込み、その人たちが発していたオーラさえ漏れないように閉じ込めているのではないか。

 グーグルは秘密主義なのだろうか。そんなことを考えていたが、最近、ある知人に違う見方を教わった。フリーソフトウェアや、日本のいわゆるフリーウェアといった趣味のプログラミング活動は、昼間の仕事に対する不満が原動力になっている、というのだ。例えば、本職では好きでもないプログラミング言語を使って、特におもしろくはないシステムを粛々と作るばかりで、ワクワクするような、知的好奇心を満たすチャレンジが何もないという状況が考えられる。自分の仕事はシステムの一部の歯車でしかないということもあるだろう。そうした不満があるから、たとえ残業して遅く帰ってとしても、夜更けまで趣味のプログラミングに打ち込むことができる。

 ところが、グーグルのようにイノベーションの先端にいる会社では、昼間の仕事が十分にチャレンジングでおもしろいため、何も家に帰ってまでハックしようという気にならない、というのだ。自分の成果が世の中に与えるインパクトという点で考えても、グーグルのような巨大プラットフォームを持つ企業は、大きなやりがいを与えてくれるのだろう。数千人とか、せいぜい数万人を相手に趣味のプログラミングをするよりも、数千万人の生活を一夜で変えることができる課題が目の前にあるなら、それに全力で当たろうと考えるのはもっともなことだからだ。"http://www.atmarkit.co.jp/news/200708/06/weekly.html

スーパーマリオブラザーズ4(1)

 マリオが冒険するアクションゲームです。天、水中、地上、3種類のゲームで、クッパの兄をたおして、マリオがピーチ姫を助け出すゲーム。

もちろんてきはクッパ2、スッパ、ノコノコクリボー、ジュゲム、トゲトゲ、プクプク、ハンマーブロスと、ルイージ、ワリオ、他にもあります。

 スーマリ3が新しくなったやつです。ファイヤーマリオ、サメマリオ、ろけっとマリオ、アイスマリオ、あとは、(2)で、みてください

おぼえてMii

まず、Miiがでてきます。そのMiiを、おぼえてつくっていきます。このゲームは、ななみがつくつたものです。

そだててたまご

 まず、たまごをえらびます。つぎに、たまごをもらいます。たまごをそだてます。そしてかえったらMiiのなかにいれます。おわりです。これは、ななみがつくったものです。
"京都議定書の基準年の1990年度と比べたCO2の排出削減率は、和歌山県のマイナス7%(2003年度時点)が最も高く、京都府のマイナス6%(同)、茨城県のマイナス2%(02年度)の順。岩手、滋賀、福岡の3県が増減ゼロだったが、残りはすべて排出が増えており、福島県(05年度)の37%が最も大きかった。1人当たりに換算した削減率は、滋賀県、京都府、茨城県の順で大きかった。

 温室効果ガス全体では、90年度比でトップが宮崎県のマイナス37%(02年度)。以下、和歌山県のマイナス7%(03年度)、京都府のマイナス5%(同)の順。宮崎県は、県内に多いナイロン製造工場からの一酸化2窒素削減が大きく影響した。"

2008/03/24

電池サイズを統一



"診察時間が5分以上になると料金が変わります--。4月の診療報酬改定で、そんなルールが外来の再診料に導入され、5分未満だと外来管理加算(520円)がなくなる。

 「懇切丁寧に診察してもらうため」と厚生労働省は説明、じっくり話す機会は増えそうだが、現場の医師からは「時間で区切るなんて」「加算が減って大幅な減収になる」と反発も強い。医師の話が長引いて待ち時間が増えるという見方も出ている。

 再診料は、診療所と中小病院(一般病床200床未満)が対象。処置や検査、リハビリ、精神療法などがなく、問診や身体診察、説明、指導が中心の時は、基本の再診料(病院600円、診療所710円)に外来管理加算を上乗せできる。"

フードバンク

”「フードバンク(食べ物の銀行)」と呼ばれる活動が広がっている。品質に問題がないのに、包装の不具合などで「売り物にならない」と企業が廃棄する食品や飲料、家庭で余っている賞味期限切れ前の食品などを集め、生活困窮者に無償提供する取り組みだ。飽食の時代にあって食料を無駄にせず、社会貢献もできることから好意的な提供者も増えてきている。”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000926-san-bus_all

iQ




”10年ほど前、米ネブラスカ州オマハで開かれたバークシャーの株主総会に顔を出し、バフェット氏にインタビューしたことがある。その時、同氏は「日本企業を理解しようとすると、時々、株主資本利益率(ROE)の低さに困惑する。会計処理などの違いが原因であれば納得できるが、現実に5%程度のROE が何年も続くのであれば、最終的に投資としては失敗する」と語った。その後、近年は改善傾向にあるとはいえ、依然として日本企業のROEは1ケタ台にとどまり、17~18%の欧米企業と比べ大きく見劣りしている。

 そのうえ、過去数年は村上ファンドやライブドア、米スティール・パートナーズなどの登場で、経営者の間で「行き過ぎた株主主権」への批判が渦巻いた。欧米企業並みのROEを達成し「行き過ぎた株主主権」と言うのならば理解が得られるかもしれないが、先進国で最低レベルのROEに甘んじていながら「行き過ぎた株主主権」を口にするようでは、バフェット流のオーナー意識を持った経営を実践しているとは言えないだろう。

オーナー意識の欠如がもたらす貧しさ

 オーナー意識を持った経営とはどんな経営か。バフェット氏は得意の比喩で、2003年版のバークシャー株主向けの手紙の中で「いったいレンタカーを洗車する人なんているでしょうか?」と疑問を投げかけたことがある。意味するところは、「オーナーならば喜んで洗車するだろうけれども、だれもレンタカーを洗車しようとは思わないでしょう」である。オーナー意識があれば、経営者は株主から預かった資産(つまり会社の財産)を大切に使おうとするから、漫然と手元に置いておいたり、採算無視で新規事業を始めたりすることもない、というわけだ。 ”http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080313/149981/?P=2
"--会の名称にはどのような意味が込められているのですか。

 榊原さん 今回のコンサートで講師に招く市原美穂さん(NPO法人ホームホスピス宮崎理事長)は
「宮崎県にホスピスを」ではなく、
「宮崎県をホスピスに」
を合言葉に(終末期ケアを行う)ホスピスの活動を普及されています。
イメージは市原さんの言葉に近いと思います。ホスピスの語源はホスピタリティにあるそうです。
つまり、自然なおもてなしや優しい気持ちを持って話を紡いでいくことが大事なのです。たくさんの出会いを通して、語って、聞くことを共に繰り返し、生と死の文化が豊かな街にしたい。そのために、地域の人の話を記録に残す聞き書きボランティアも始めます。

損得ではない関係をたくさん築ける街を作る力になりたいと思っています”http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20080323ddlk17070235000c.html

2008/03/23

2008/03/21

追悼 

”・・・日は海へと傾いていった。人間の外部にある神、天国や地獄といった概念を決して信じなかったクラーク氏は、自分の精神がまもなく旅立ち、目の前のインド洋よりもさらに大きな海へと溶けていくことを知っているのだと、私は理解した。

私たちは、時間が刻々と過ぎていくこと、そしてこれが私たちが共に過ごす最後の瞬間かもしれないことを意識しつつ、無言で座っていた。

すると、クラーク氏は急にテーブルへと手を伸ばし、「君のサングラスをよこしなさい。早く、早く!」と命じた。私は言われたとおりにした。クラーク氏はそれをひっつかむと、自分のサングラスの上に装着した。

「今が」と、彼は背をそらせながら断言した。「太陽の黒点を見るのに一番良い時間帯だ。黒点があれば、の話だが」

もう12年前のことだが、1993年のワイアードのインタビューにおけるクラーク氏の最後の発言を、私ははっきりと憶えている。彼が誇らしげに、上機嫌で披露してくれたのは、自ら選んだ墓碑銘だった。「彼は決して大人にはならなかった――しかし、成長を止めることもなかった」

私は、古くからの友人が、太陽を見つめる様子を眺めていた。太陽の表面を観察する彼は、衰えを知らない好奇心で満ちていた。”
Jeff Greenwald
http://wiredvision.jp/blog/fromwiredblogs/200803/20080321112822.html

2008/03/20

今年1月下旬、台湾PCメーカーの華碩電脳(ASUS)が日本で発売したノートPC「EeePC」は、なんと4万9800円。液晶画面は7インチと小さいが、無線LANやウェブカメラを搭載するなど、ネットワーク機能は揃っている。わずか3日で初回入荷分の1万台を完売、その後も生産が追いつかない状態が続いており、「品薄状態は6月頃まで続く見込み」(ASUS広報)だ。

 同社では、昨年10月から米国や台湾、中国などでEeePCの販売を開始。米国では299ドルという衝撃的な価格でクリスマス商戦の台風の目となった。2007年第4四半期(10~12月)の同モデルの世界累計販売台数は38万台を突破し、同時期のノートPCの出荷台数シェアでソニーに次ぐ8位につけ、前年同期比50%増の高成長を続けている(米ディスプレイサーチ調べ)。

 ASUSの躍進を目の当たりにして、トップメーカーも動き始めた。業界首位の米ヒューレット・パッカード(HP)は、価格は定かではないが、「ウルトラローエンドのラインナップを検討している」(業界関係者)模様だ。台湾エイサーも、低価格ノートPC市場への参入が囁かれている。

 そもそもEeePCは、新興国の低所得層をターゲットに想定していた。ところがフタを開けてみると、北米や欧州など先進国のビジネスマンの2台目、3台目のマシンとして人気を博した経緯がある。「500ドル以下の低価格ノートPC市場は、2008年には1000万台前後まで広がる」(氷室英利・ディスプレイサーチディレクター)と見られており、新たな成長市場として注目されている。

 ただし、低価格ノートPC市場で稼ぐには、そうとうのコスト競争力が必要になる。ASUSはPCのマザーボードで世界屈指のメーカーであり、コストの2割強を占めるマザーボードを内製している強みがある。HPやエイサーには、規模のメリットがある。そのどちらもないメーカーは、収益重視で参入を見合わせるか、出血覚悟でシェアを取りにいくかの選択を迫られることになる。

 今後、先進国の2台目需要に加えて、当初の想定どおり新興国の低所得層を掘り起こすことができれば、この市場は急拡大するだろう。低価格ノートPCは、業界勢力図を塗り替える可能性も秘めている。

必読

”住宅ローン問題と経済危機による犠牲者が増え続けるなか、多くの経済学者たちの頭にある疑問は、景気後退が起こるかどうかではなく、景気後退がどこまで深刻になり、どのくらい続くのかということだ。しかしEric Janszen氏は、金融業界がすぐに活況を取り戻すとは思えないとして、米国経済を立て直す堅固な地盤は他の場所に求める必要があると言う。

Eric Janszen氏は著名なエンジェル投資家で、逆張り投資ウェブサイト『iTulip.com 』の創設者だ。同サイトは、(2000年のネット)バブルがはじけることを正確に予測したと『New York Times』誌が評価したサイトでもある。

Janszen氏は、米国経済は現在、「金融、保険、不動産」という従来の基盤から離れ、抜本的な再構築を必要としていると考えている。同氏の唱える処方箋は、環境関連技術に基づく新たなバブルを起こすということだ。

2月に『Harper's Magazine』誌に掲載され、幅広い議論を呼んだ記事『次なるバブル:今後の市場崩壊にいかに備えるか』のなかでJanszen氏は、住宅バブルによる損失を穴埋めするのに充分な「仮想的な価値」(fictitious value)を創出できるのは、一時的にせよ環境関連技術が唯一の分野だと主張している。

環境関連技術について、懐疑的ではないが推進派でもないJanszen氏は、「現在の経済状況を考えると、新たなバブルの発生よりも悪いのはただ1つ、バブルが起こらないことだ」と記している。

Wired.comとのインタビューでJanszen氏は、米国の経済状況のほか、石油に関税をかけて代替エネルギー開発費用をまかなうという同氏の計画、光ファイバー・ケーブルを各家庭にまでつなぐことが優れたエネルギー政策になることなどについて語ってくれた。

ワイアード・ニュース(以下WN):あなたは、環境関連技術に焦点を合わせながらも、米国経済について幅広く論じ、米国経済が金融業界に依存していることについて論じておられます。現在の経済は、どのようにバブルがベースになっているのでしょうか?

Eric Janszen氏(以下敬称略):手短かにお答えすると、われわれは1995年から始まった一連の資産価格バブルをくぐり抜けてきました。実のところ、一連のバブルを引き起こしたのは、 1990年代初頭の景気後退から回復を図るために、連邦政府が米国の金融制度に施したいくつかの変更でした。その政策が、インターネットと不動産という2 つのバブルを支える資金拡大の始まりを促したのです。

WN:そしてあなたは、次のステップとなるのが、20兆ドルという仮想的な資産を創出する可能性を持つ環境関連技術だ、とおっしゃっていますね。

Janszen氏:それは実際にはバブルではありません。私はそれを、現在の経済の仕組みと金融市場の機能(の仕方)を正当な形で利用するものだと考えています。

Harper'sの記事のタイトルについては、「The Good Bubble」(良いバブル)という別の案もありました。Harper'sの編集者は、この記事をできるだけ議論を呼ぶものにしたかったのです。

環境関連技術は、資本をきわめて効率的に利用する方法になる可能性があります。近く刊行される私の本では、「FIRE」(finance、 insurance、real estate:金融、保険、不動産)経済が急激に衰退するという時期に、米国がどのように突入していくか、という問題について詳しく論じています。古い形での復興は不可能だということが、1年程度の間にきわめて明白になっていくでしょう。

これから必要となるのは、長期的な、しかもこれまでと比べて多少痛みを伴う、経済の構造改革です。

WN:あなたがおっしゃっているのは、どのような種類の構造改革なのですか?

Janszen氏:経済刺激策としての国債による資金調達への依存を減らすことです。この7年にわたり、創出されたすべての新しい事業が、公共と民間の分野において180万ドルの負債をもたらしています。どう見てもこれは持続可能ではありません。あまりにも非効率的です。

国内総生産(GDP)を1ドル伸ばすために、これまで新たな負債がおよそ50セント必要でした。いまや、GDPを1ドル拡大するのに9ドルの負債が必要という状態になっています。

WN:今後、米国経済はどの程度悪くなると思いますか?

Janszen氏:誰もが驚くようなことになるでしょう。住宅ローン問題が米国の信用制度に与えた影響は、やっと実感を伴うようになり始めたところです。

環境関連技術分野に出資するための協調的な取り組みがないため、どの業界や分野が米国を景気後退から引き上げてくれるのか、まだはっきりとは分かりません。

今後どうなりそうかと言うと、政治家がこの状況を分析し、「人々に取り組んでもらうには、これからどうしたらいいのか?」と問いかけることになるでしょう。経済の1つの分野に焦点を合わせることによって、米国を景気後退から脱出させられるのです。”
「環境技術を軸に経済の再編成を」著名投資家インタビュー(1)
http://wiredvision.jp/news/200803/2008031923.html


2008/03/17

2008/03/16

”また、Kurzweil氏は「新たな道具はまた新たな道具を生み出し、新たな技術はさらに新たな技術を生み出す」と、人類の活動が持つ自己触媒的な側面にも注目する。コンピューターの例を見ても、パーソナル化し、ネットワーク化された結果、本質的により多くの知能が参加できるようになり、それが新たな発見を生むという「パラダイムシフト」が起きている。

パラダイムシフトによるブレイクスルーを示すグラフ。進歩は短期的には限界に近づき鈍化するが、根本的な革新が起こり限界を突破していくというモデルだ
 現在ではムーアの法則が守られない可能性が危惧されているが、しかしKurzweil氏は、「すでに三次元の集積回路研究が進んでおり、いずれ本格的な応用が始まり、限界は克服される」と全く悲観視しておらず、あくまでマクロな視点で技術発展を見ているようだ。

 継続的な発展の結果、コンピューティングパワーはより広範な分野で活用されるようになったし、これからもなっていく。エンターテイメント、コミュニケーション、そしてナノテク、生体工学、遺伝子工学など、影響は精神的、肉体的な世界にも及ぶ。それを前提に、Kurzweil氏が予測する未来は本当にとてつもない世界だ。

 「脳の解析は今後20年のうちに完了し、コンピューターは真のチューリングテストをパスし、人間と区別のつかないAIが登場する」というくだりもあり、完全なる人工知能の出現をも予言した。また、バーチャルワールドの人格が人々の「プライマリーな人格」となり、肉体にとらわれた部分は「セカンダリーな人格」になるだろうと、コミュニケーション分野のパラダイムシフトを予言した。”

2008/03/14

”CO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスについて、拘束力のある削減目標を一部の先進諸国に課した京都議定書は、大変な“不平等条約”である。目標達成のために、日本の産業界は、世界随一の製造技術・設備を持ちながら、排出権購入のコスト負担を強いられて競争力を低下させつつあるという。

 そこで注意したいのが、ポスト京都を論じる7月の洞爺湖サミットだ。このサミットでは、京都議定書を採択した「地球温暖化防止京都会議」(国連気候変動枠組み条約締約国会議、以下は京都会議)と同様、再び、日本に議長国の役割が巡って来る。準備不足のまま会議に突入し、大盤振る舞いによって成功を収めようとすると、京都会議と同じ轍を踏みかねない。ポスト京都は、2050年までという長丁場の枠組みとなるだけに、福田康夫政権は、周到に戦略を構築してサミットに臨む責任がある。”
http://diamond.jp/series/machida/10020/

エンデバー


The Launch of Shuttle Endeavour (STS-123) from OS Graphics on Vimeo.

2008/03/13


Transformation of a Model - Watch more free videos

Puppy Love - Watch more free videos

りょうが

こんにちは、○○です。3月26日は僕の終業式、6日前はナナミの卒園式。楽しみだなー☆

2008/03/12

アスペルガー症候群

”コミュニケーション上の特徴が障害とは限らない

症候群という表現は、アスペルガーの人は障害者(異常)で、その他の者は健常者(正常)というように感じる。しかし、特徴の見かたを変えると、客観的で、事実を正確に理解して表現することに長けているともいえる。以下に挙げられている「言葉を額面どおりに受け取る」や「些細なことにこだわる」という特徴も「厳正に規則を守る」と言い換えることもできる。例えば、パソコンのように順序だったものや規則的なものに興味を持てば、才能を開花させることも可能である。また「行間を読むことが苦手」というのは、行間を読まないコミュニケーション方法ということである。それは「行間を読むコミュニケーション(アスペルガー以外の多数派)」に対しての「少数派の方法」という関係である。

つまり、少数派であるために、多数派の人と自由にコミュニケーションが取れない、或いはコミュニケーション方法の違いを理解されないという問題が、社会生活での障壁となりやすい。

[編集] 主な問題点

アスペルガーの人は、多くのアスペルガー以外の人と同様に、またはそれ以上に強く感情の反応をするが、何に対して反応するかは常に違う。 彼等が苦手なものは、「他人の情緒を理解すること」であり、自分の感情の状態をボディランゲージや表情のニュアンス等で他人に伝えることである。多くのアスペルガーの人は、彼等の周りの世界から、期せずして乖離した感覚を持っていると報告されている。

例えば先生が、アスペルガーの子供に(宿題を忘れたことを問いただす意味で)「犬があなたの宿題を食べたの?」と尋ねたら、その子はその表現が理解できなければ押し黙り、先生に自分は犬を飼っておらず、普通犬は紙を食べないことを説明する必要があるのかどうか考えようとする。つまり先生が、表情や声のトーンから暗に意味している事を理解できない。 先生は、その子が傲慢で悪意に満ち、反抗的であると考え、フラストレーションを感じながら歩き去っていくかもしれない。その子はその場で何かがおかしいとフラストレーションを感じながら、そこへ黙って立ち尽くすことだろう。

アスペルガーの子供は、言葉で言われたことは額面どおり真に受けることが多い。親や教師が励ますつもりで「テストの点数などさほど大事ではない」などとあまりきれい事ばかり聞かせたり、反対に現実的なことばかり教えたりすると、真に受けてしまい、持つべき水準からかけ離れた観念を持ってしまう危険性がある。彼らは、“大人の発言には掛け値がある”という疑いを持ちにくく、持ったとしても、はたして掛け値がどのくらいなのかを慮ることが困難であるため、発言者の願望を載せて物事を大げさに表現すると狙った効果は効き過ぎることになる。この傾向を助長するのは、通常であれば日常生活で周囲の人の会話などから小耳に挟んで得ているはずの雑多な情報を、アスペルガーの人は(アスペルガー特有の“興味の集中”のため)“聞こえてはいる”ものの適切に処理することができず、いわゆる「耳年増」になれないから、ということかもしれない。

アスペルガーの人は、特異な言語感覚で話すことがある。「水漏れ」を「水濡れ」、「阪神大震災」を「阪神地震」、「暴行」を「妨害」、「欲しがりません勝つまでは」を「勝つまでは欲しがりません」などと、微妙にニュアンスは合っているものの、他人と共有できない、もしくは理解に努力が必要な表現を使うことがある。また、漢字を読むのにも「格闘技」を「かくとうわざ」と読んだり、音読みと訓読みを意図的に違えて発声する場合もあり、これのいずれにも共通しているのは、「水漏れ」「阪神大震災」「暴行」「かくとうぎ」「欲しがりません勝つまでは」という言葉を、本人はきちんと知識として認識していることである。にも関わらず実際に自分の口から発するときには、独自の語彙で表現することに固執するのである。”引用元:Wikipedia
”色々な企業がこのマクドナルドのニュースのから、改善を余儀なくされている現状。
企業によっては考え方を変更する気もない所もあるが、これを認めてしまうと
企業もやっていけなくなるところが続出するだろう。

でもこうやってニュースになるだけまだ幸せな大企業。
中小など8割方残業手当などないのではないか?

工場とかそういった職場の方がきっちりしていると思う。

サービス業というサービスという言葉を、顧客に対しても、会社に対しても、はき違えているのではないかと思えるほど”タダ”で働いて当然という部分が蔓延している。

そんな部分で日本の産業が成り立っていると思うと本来の力ではなく、国民の善意、良心で成り立っているとすれば、将来どこかで歪みがふくらんで、いつかは爆発するのではないか?
昨今のニュースは、その前触れではないかとも思う。”
"この数年、米国は住宅バブルに翻弄され、混乱はなお続いてはいる。しかしながら、その住宅金融制度が、「ストック型住社会」の豊かさに貢献していることは間違いない。欧州は、さらにそうである。

 翻って、日本の現状はどうか。政府は供給数を優先し、私たちは安普請を使い捨てにし、未だ戦後住宅政策から脱却できずにいる。すぐに壊してしまうから、住宅流通における中古物件の比率は、1割に過ぎない。戦後、どれだけの膨大な資金を投下し、社会資本を無駄にしてきたのだろう。 

 新築から10年程しか過ぎていないのに、リフォーム資金の融資を申し込むと、上物(住宅)の価値はゼロと判定され、土地の担保能力に頼るしかない。私たちは住宅ローン、リフォームローンの奴隷である。日本の金融機関は、欧米のように新築にしろ中古にしろ、現物査定などしない。住宅価格の変動情報を提供するシステムも皆無である。――私たちは、こうしたことをごく当たり前のことと思い込んでいて、疑問に感じない。これこそが、世界第二位の経済大国に住みながら、豊かさを実感できない大きな原因である。

 ようやく、今国会に「二百年住宅法案」(通称)が提出された。日本の住の意識を変える試みである。優遇税制など長期優良住宅の促進策がさまざまに盛り込まれているが、国土交通省が所轄であることもあって、住宅金融の視点が欠けている。新住宅金融モデルの構築をインフラ整備の核に据える必要があろう。住宅の平均寿命は米国55年、英国75年に比して、日本はわずか30年に過ぎない。"

2008/03/11


「『カネ余り』というと“世の中に出回っているお金の量が増えていること”と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。そもそも世の中に出回っているお金の総量は、世界的な市場拡大とともに少しずつ増えているのです。ところが、実際の市場拡大のペースを超える勢いで、世の中に流通しているお金の総量が増えることがある。これが『カネ余り』なんです。専門的にはこれを『実体経済とマネーサプライに乖離』が起こり、『過剰流動性が発生している』と言います」

トヨタのワールドプレミア、IQコンセプトは都市型のライフスタイルを送る人々に向けたモビリティのひとつの提案だ。トヨタがデザインアイデンティティとして掲げる“バイブラントクラリティ”を具現化したとする全長3mに満たないボディは、大人4人が乗れるミニマムなスペースと、C02低減をはじめとする優れた環境性能と、渋滞問題などの解消を目指して作られている。シート配置は3+1レイアウトになっていて、スペースを使い切る感覚。小さいが安全性はしっかり確保している模様。もし市販化されれば、スマートとガチンコ対決になりそうだ。

2008/03/06

黄砂

”・・・家畜を過剰に繁殖させることに起因する森林の減少や砂漠化によって、黄砂はますますひどくなりつつあるようだ。だが、確実なことを知るのは難しい。中国が黄砂について沈黙を守っているからだ。

中国は、モンゴル、日本、韓国との間で計画されていた監視プログラムを開始する予定だったが、最近これから離脱した。自国の機器を他国が気象データの収集に使用することを中国は拒否し、今後収集する情報を「国家機密」であるとし、共有しないと述べている。

この決定は、昨年制定された、国家の安全に重要であるとして気象観測データを外国と共有することを禁じた法律に沿うものだ。

このような秘密主義は理解に苦しむ。気まぐれな権力の誇示としての価値を除けば――それが重要なのかもしれないが――、外交的にも科学的にも何の意味もないように思えるからだ。あるいは、中国の天候制御体制(日本語版記事)に、何か問題が起きているのかもしれない。”

2008/03/04

テレビの友チャンネル Gガイド for Wii





 "任天堂は、Wiiの新しいチャンネル「テレビの友チャンネル Gガイド for Wii」を本日3月4日より配信開始する。
テレビの友チャンネル Gガイド for Wii
 「テレビの友チャンネル」は、テレビ放送を、より楽しむためのチャンネル。テレビ番組表から興味がある番組を手軽に探したり、他の人たちがどの番組に興味があるかを知ったりすることができる。また、Wiiリモコンを使って、チャンネルの切り換えや音量の変更を行うこともできる。
テレビ番組表をチェック
 登録した地域の1週間先までのテレビ番組表が表示される。各番組の紹介や出演者など、詳細情報を見ることもできる。その他、番組表の中からお好みのジャンルの番組を探したり、気になる単語で検索する機能もある。
気になる番組には「気になるスタンプ」を押せる。携帯電話やPCのメールアドレスを登録しておけば、スタンプが押された番組が開始する前の30分以内に、お知らせメールを受け取ることができる。また、どの番組にスタンプが押されているかは、家族はもちろん、友だちにも知ってもらうことができ、同じ番組の話題で盛り上がったり、今まで自分が見逃していた番組に気づいたりするきっかけになる。

 「テレビの友チャンネル」を使っている人たちが、どの番組に、どのくらい興味をもっているかを「みんなの注目度」という度合いで見ることができる。「みんなの注目度」は5段階に分かれていて、色が一番濃く高さも一番の、星5つが最も高いランクだ。"

深夜テレビ自粛

 "自民党が4日開いた総務会で、地球環境問題や原油高騰を理由に深夜のテレビ放送の自粛を促す意見が相次いだ。

 きっかけは、京都議定書の目標達成に向けた政府の「地球温暖化対策推進法改正案」。総務会はこれを了承したが、森山真弓元官房長官が温暖化対策に絡め「いつの間にかテレビは24時間やるようになった」と指摘。70年代の石油ショック当時、放送局が深夜放送を自粛した例を引き、「(温暖化対策も)それぐらいやらないといけない」と訴えた。加藤紘一元幹事長も「京都議定書も今や他人ごとだ。これでは目標は達成できない」と厳しい見方を示し、同調する意見が続いた。

 家庭を中心に温室効果ガスの排出量増に歯止めがかかっておらず、深夜テレビもやり玉に上がり始めた格好。谷垣禎一政調会長は「法的規制はできないが、世論喚起の必要はあるのではないか」とやんわり議論を引き取った。"

VW Golf ハイブリッドモデル




""『Auto Bild』によると、このハイブリッドモデルの燃費はリッターあたり約30キロメートル、二酸化炭素の排出量は1キロメートルあたり90グラムになるという。イギリスの『Auto Express』の既報では1キロメートルあたり89グラムだったが、いずれにせよプリウスの104グラムや本田技研工業(ホンダ)の『シビック ハイブリッド』の116グラムを下回ることは確かだ。

気になるのは、VW社がこの車を実際に製造するのかという点だ。同社は現時点ではコンセプトに過ぎないとしているが、『Auto Bild』は「コンセプトカー以上のもの」と報じており、『Auto Express』も「初のGolfハイブリッドモデルは、当地(イギリス)では来年末に登場する見込み」と述べている。""

加速するネット医療サービス

””エリック・シュミットは、「グーグル・ヘルス」を利用することにより、異なるヘルスケアサービス同士でデータのポータビリティが実現できることが利点であると述べる一方で、患者の同意なしに情報を他人と共有することはなく、グーグル・ニュースと同様に広告なしのサービスとするという点を強調した。また、グーグル・ヘルスは、投薬情報や予防接種の計画情報など、サード・パーティが患者向けのサービスを構築できるようなオープン・システムにする予定であるという。

 一方、IBMは、同じ「HIMSS08」においてユニークな取り組みを発表した。仮想世界セカンドライフ内にIBMバーチャル・ヘルスケア・アイランドという島を開設するという。この島には、病院、緊急治療室、診療所、薬局、検査機関が存在し、患者は島内の自宅で自分のPHRを作ることができるだけでなく、自宅に置かれている体重計、血圧計、血糖値測定装置を使って日々のデータをPHRに保存することもできる。

 このPHRの利用は、セキュリティやプライバシーの確保が図られた環境の中で、病院内の診療データ、薬局での薬剤データ、検査機関でのCTやMRIの検査データとも連動するようになっている。つまり、患者中心の理想的な環境をセカンドライフ内で構築して見せるのだ。

 このような最新のウェブ技術を利用して構築された、ユーザー(患者)中心の医療・健康分野のアプリケーションは「ヘルス2.0」と呼ばれており、米国では同名のカンファレンスが開催されるまでに議論が盛んだ。””

レゴで Wii

2008/03/03

TED Talks - Microsoft's WorldWide Telescope

野口悠紀雄

””「Gmailを使って、データをネット上に置く」という仕事の進め方について、これまで述べてきた。

 これは、個人の仕事の進め方と関連するだけでなく、PCシステムの設計、組織のあり方、さらには、社会のあり方にも関係する問題である。その意味では、たいへん大きな広がりを持つ問題だ。

 しかし、われわれの考え方や行動様式の惰性、組織のルール、社会的インフラストラクチャなどが、こうした方式への移行を邪魔することがある。少なくとも、これらによって、新しい技術環境の持つ潜在力を十分に活用できない可能性がある。

 第一に問題になるのは、「グーグル・フォビア」(グーグル恐怖症)とでも呼びうるものだ。

 すでに述べたように、ITの専門家ほど、Gmailに対して拒否反応を示す。「プライバシーをグーグルに握られてしまう」と恐れるからだ。こうした考えが「グーグル・フォビア」である。「Gmailを使って、データをネットワークの上に置く」という方法をとれるかどうかは、まず最初に、「グーグル・フォビア」を克服できるかどうかにかかっている。       ・・・中略・・・            ネットワークの利用のためには、社会的なインフラストラクチャの整備も必要である。

 未来社会の1つのモデルとして、いつでもどこでもコンピュータが使える「モバイル・コンピューティング」ということが言われる(「ユビキタス・コンピューティング」と呼ばれることもある)。ところが、日本の現実は、これとはほど遠い。EMOBILEなどのインターネットの無線接続は、大都市では利用可能だが、地方に行くと利用できない。

 先日、ある地方都市に行ったところ、電波がなかった。この地方は、いま高速道路を建設するために、政治家が積極的に動いているところだ。しかし、高速道路を作ったところで、地域が活性化するとはとても思えない。それよりは、インターネットの無線接続ができる環境を整備するほうがずっとコストも安いし、効果的だろうと考えざるをえない。””・・・・以下、
http://diamond.jp/series/noguchi/10015/