2007/11/09

コーチング

まだまだ発展途上ではあるが、当時を振り返ると、「コーチングは万能ではない」ということ、「コーチングを可能とするためには、リーダー自身にセルフマネジメント的要素が求められる」ことの2点がすっかり頭から抜け落ちていたことが苦労の要因であったと考えている。


コーチングは、あくまでも一つのマネジメント手法である。それが効果を発揮したとき、驚くべき変化を実感する手応えを経験することができる。


が、決して全てを解決するものではない。コーチング的な手法を駆使しても成果が出てこなかったり、手応えを感じられないときには異なる手法に潔く移行する勇気が必要になる。


当たり前のことのようだが、現場での実践ともなると基本に立ち返ることが不思議と難しくなるのだ。


次に、セルフマネジメントである。


自分に対するフィードバックには感情的にならずに真摯に向き合う必要があること、常に自分自身の考え方や意見が事実に基づいているか、主観的、恣意的になっていないかをチェックすることが必要となる。


そのためには、やはり心身の状態にマネジャーとして「ゆとり」を持つ必要があると痛感する。コーチングは、行う側に余裕がないときには決して実施してはいけないし、そもそもコーチングそのものに集中できている状況にないと機能しない。
引用元:
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2835
http://www.mia.co.jp/business-columns/column_145.html

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