2007/11/16

FPNより

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2851

ExciteはFONという無線LANのAPを共有するコミュニティの導入支援を行なっています。FONルータによって各家庭のインターネットを無線LANとして開放し、ノートPCやPDA、nintendoDSやPSP、iPodtouchといったWiFi対応機器でネットを利用することが可能となります。


さらにこのWiFiコミュニティを利用すれば、Skype対応の携帯電話を使って無料IP通話をすることが可能となります。つまり、無線LAN経由で現在の携帯電話とまったく変わらないスタイルでのIP電話サービスが提供できてしまうわけです。設備投資がほぼ限りなくゼロに近く、それでいて基地局を建てるために莫大なコストを負担している携帯キャリアに伍するサービスが可能となるわけですから、既存の携帯キャリアは脅威でしょう。


そして今後多数登場してくるであろうスマートフォンについても、WiFiが標準搭載されることが見込まれます。すると、このSkype×FONのサービスはホワイトプランなど問題にならないほどの爆弾として、携帯キャリアのビジネスモデルを破壊することでしょう。


もちろんWiFiの後にはWiMAXが控えているわけで、無線通信でインターネットと通話を行なうスタイルというのは今後の主流となる可能性があります。少なくとも今までSkype普及のボトルネックであった「PCの前でイヤホンマイクを繋いで通話」という利用スタイルを打破することが可能となるわけですから、ユーザ数が爆発的に増えることは容易に予想できるのではないでしょうか。

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