2007/12/15

エピソード

カーネギーは、まだ子供だったある日、母親と一緒に果物屋さんに買い物に行った。並べてあるさくらんぼに見入るカーネギー少年に気づいた店の主人は、そのさくらんぼを一掴み分だけサービスしてあげようと彼に言った。 しかし、カーネギー少年はさくらんぼに全く手を出そうとしない。 そこで店の主人がさくらんぼは嫌いなのかどうかを尋ねたところ、彼は嫌いではないと応えた。 店の主人は、仕方なく彼の帽子にさくらんぼを入れた。 帰宅後、母親がその事について不思議に思い、さくらんぼを取らなかった理由を尋ねてみると、彼は私の手よりも果物屋さん主人の手のほうが大きいからだと答えたという。
アンドリュー・カーネギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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