2008/05/28

"ジャスダック上場で、宮崎県を中心にゲームセンターなどを経営するアリサカ(宮崎市、有坂順三社長)は27日、少なくとも過去3年間に店舗改装費の架空計上などの粉飾決算をしていたと発表した。

 同社によると、粉飾額は約30億円に上るとみられ、適正な会計処理をすれば債務超過になるため、同社はこの日、会社更生手続き開始の申し立てを行うことを決めた。6月3日に宮崎地裁に申し立てる。負債総額は約135億円。

 これに伴い、ジャスダック証券取引所はアリサカを28日から監理ポストに移し、6月28日付で上場廃止にすると発表した。

 同社によると、不適正な会計処理は、監査法人の2008年3月期決算の会計監査で指摘された。05年3月期からゲームセンターの景品や消耗品などの棚卸し資産を過大に計上したり、店舗改装費の未払い金を架空計上したりしていた。経営陣らの指示だったという。

 同社は1976年創業。ゲームセンターを主軸に、ボウリング場やスーパー銭湯などの施設を宮崎県や関東地方などで計42店出店。07年3月期の売上高は約99億1400万円、経常利益は4億4000万円。"
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/25165

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